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長く感じた6年間!

2025-05-20

 4月から指導員として水曜午前と水曜ジュニアⅠ・Ⅱを担当させて頂いております三越弘恵です。家族は夫と2人の娘(25歳、21歳)がおります。主人とは中学校の同級生で結婚して今年で30年となり、かれこれ40年くらいの付き合いとなります。私にとっては幼なじみのようで家族でもあり、ずっと傍にいて当たり前の存在です。

福岡県:南蔵院 世界一の超巨大涅槃像

 主人は現在福岡に単身赴任しており、今年の6月で丸6年になります。赴任した頃は、次女が中学3年の夏で、私は夫が帰省する日を指折り数えて待っていたり、長女と2人で福岡へ行き、帰りの飛行機の中で私が号泣して長女を困らせたこともありました。子育てにおいて色々と協力的な夫でしたので、長く家に居ない生活が始めはとても辛く長く感じておりました。以前5年くらい、東日本大震災が起きた頃に、栃木県に単身赴任しておりましたが、週末には帰って来ましたので、平日のみの単身赴任でした。その時の単身赴任とは本当に違うと実感致しました。福岡に赴任して半年くらいにはコロナ禍となり、中々帰省することも難しい時期でもありましたが、月に1度は帰省してくれました。私も仕事をしているため、2〜3カ月に一度は福岡に行くようにしておりました。
 夫が福岡へ赴任してから色々なことがありました。1年後に夫の母が膵臓がんが分かり3カ月後には亡くなりました。その後直ぐに夫の父は認知症と分かり、自宅で倒れていたところを、たまたま帰省していた夫と私で実家を訪れた所を発見し、救急車を呼びすぐに病院へ行きそのまま入院することになりました。その2か月後には亡くなりました。夫を頼りにしていた義父は、義母に似ていた夫にしか心を許せなかったことは良く分かってましたし、プライドが高い人でしたので、他の兄妹には自分の気持ちを伝えることが困難だったのだと思います。もっと素直に気持ちを伝えられる人なら違っていたのかも知れません。きっと夫もそんな義父の気持ちを理解して辛い思いだったのだと思います。

芸術的な盛り付けに感動!呼子のイカ

 福岡は安くて美味しい料理を味わえるお店が多くあり、色々なお店に連れて行ってくれました。呼子のイカ、牡蠣小屋、海鮮市場、天ぷら屋さん、うなぎ屋さん、ラーメン屋、うどん、もつ鍋などです。

宮崎県:高千穂峡&大岩戸神社

バスツアーを予約して宮崎県の高千穂へ行ったり、長崎県の軍艦島へ行ったり、広島の原爆ドームや宮島へも行きました。昨年の夏は下関と門司で行なわれる関門海峡花火大会にも行きました。2人の娘を連れて行くことが出来て、家族にとりまして本当に楽しい思い出となりました。

本州と九州を繋ぐ迫力満点の関門橋(1068mの吊り橋)

 そんな夫の単身赴任ももうそろそろ終わりを迎えるようです。今年の秋〜来年の春くらいには東京に戻って来る予定です。辛く長いと思っていた生活も終わりを迎えます。時々福岡へ行くことを少しずつですが楽しみになって来ておりましたので少し寂しい気持ちもありますが、家族が一緒に生活出来ることが一番だと思い、それまでに家の片付けをして迎える準備をしようと思います。

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