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競泳競技規則4回目「泳法の注意②スタート・折り返し・ゴール!」

2021-03-24

競泳競技規則シリーズの4回目最終回になります。
今回はスタート・折り返し・ゴールで注意することを紹介いたします。

●スタート、折り返し時に15m地点までに頭の一部が水面上に出なかった場合は
違反です。但し、平泳ぎには適用されません。
 
●背泳ぎ:
1)折り返しを始める際に、手を複数回かいた。
2)ゴールの際に体があおむけでない。
 背泳ぎは折り返し時を除き、常にあおむけの姿勢で泳がなければならない。
 あおむけの姿勢とは、頭部を除き、肩の回転角度が90度未満であることをいう。

●平泳ぎ:
1)平泳ぎのスタート後、折り返し後の一かき目は完全に脚のところ
まで持っていくことができる。その間は、泳者は水没状態であっ
てもよい。
2)平泳ぎのスタート後、折り返し後に、最初の一けりの前に限りバ
タフライの足のけりが1回許される。

●バタフライ:
1)バタフライのゴールタッチの前の最後の一かきを、タイミング
を合わせるために、後方へかいた手を水面下で戻してタッチす
るのは泳法違反である。

●個人メドレー:
1)ゴールするまで4泳法を決められた距離をそれぞれの泳法規則
に従って泳がなかった場合は違反になる。
背泳ぎから平泳ぎへの折り返し動作中は、肩が胸の位置に対し
て垂直以上に裏返しになってはいけない。
 
特に背泳ぎから平泳ぎの折り返しは背泳ぎのゴールタッチ違反
が多いので気をつけましょう!

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